ASOBI-GOTO 「出逢い」

ASOBI-GOTO 「出逢い」

episode 2

2021/7/11

前回は人気のツインピークシェルター"ソリスシル"が到着するまでのエピソードをお伝えしました。
(気になるかたは、episode 1 をご覧ください)
そして、ついにこの日がやってきました!
初めて自分の幕を張る、いわゆる初張りの日を迎えました。
これまで、キャンプの経験はわずか2回。
それもレンタルテントでしたので、メーカーやテントの種類にもこだわりがなく、単にBBQや焚火を楽しむシンプルなキャンプを楽しんでいました。
キャンプ場では様々なテントが張られていたはずですが、全くもって気にならなかったのが不思議です。
情報や知識がないということは「視野が狭くなる」ことだと知り、ひたすらテントの情報を調べまくりました…。
自分のテントが欲しい!
そう思うようにってからようやく初張りの日です。
事前に下調べしたキャンプ場での初張り。
この日のために、ネットで何度も何度も設営方法の動画を見て勉強してきました。
ケロンやソリスの設営はかなり簡単のはずですが、この日ばかりは間違いのないよう入念に下調べします。
周囲にキャンパーが沢山いると相当なプレシャッシャーだと思いましたが、この時期は2月、まだ数年前はキャンプ場も空いていましたのでキャンパーも見当たりません。
天気も晴天、キャンプ場の空き具合も完璧!

まずはケロンから設営を開始します。
設営手順もあわせて解説していきますので、ご存知の方はこのくだりは読み飛ばしてください。
収納袋から本体とポールを取り出しますが、風がある場合は収納袋が飛んでいかないように注意して取り出してください。
次にポールの組み立てです。
ケロンのポールは4本あり、1本ずつ繋げて棒状にしていきますが、ポール同士はゴムでつなげてあり、ヌンチャクのようになっています。
そのままポールを持ち上げるとゴムの力で自然につながろうとするのでポールの組み立てに迷うことはないです。
ゴムが弱くなるとこうはいきませんので最初の頃だけですね…。
ポールの準備ができたら、いよいよ設営です。
ケロンはポールを通してペグダウンしなければ自立しません。
まず、前室か後室のどちらでもいいので2箇所ペグダウンして位置を固定します。
固定した状態で端から順番にポールを通していきます。
ポールスリーブは片側が袋状になっていますので、一方通行になっていてわかりやすいです。
ただ、設営場所によってはお隣さんのテントがあったり、クルマがあったりとポールが通しにくいということもありますので向きには注意が必要です。
4本のポールを通し終わったら、ペグダウンしていない方の端を持って真っ直ぐになるように位置を調整してからペグダウンします。
ここまでくるとテント本体は自立しますが、まだまだ不安定な状態です。
安定させるには、前後のベンチレーションに付いているガイロープをしっかりとペグダウンさせてやることが重要になります。
ケロンはトンネル型なので風にも強いテントです。
わたしの場合はこの時点で設営完了にすることが多いですが、風の状況によって、残りのガイロープを張るかどうか判断しています。
特に、ベンチレーションの両サイドにあるガイロープを張ることでスタイルを綺麗に見せることができますので、張っている人が多いかもしれません。
フットプリントの取り付けですが、一見同じような形状に見えて、実は前後で異なっていて接続部分がズレてしまいますのでご注意ください。
初心者キャンパーでも簡単に設営できるのはさすがヒルバーグです。
ガイロープの処理などもう少し改善の余地はありますが、この佇まいはやはり惚れ惚れします。

ケロンの次はソリスシルの設営です。
ソリスは全長600cmもある大型幕ですが設営は簡単です。
幕を長方形に広げて四隅をペグダウンして、片側のジップを開けて中に入りポール2本を立てたら完成です。
ポールはローカスギア純正のカーボンポールを購入しました。
高さは169-194cmの範囲で調整できますが少しコツがいります。
普通のポールは等間隔に穴が空いていて、その範囲内でしか調整できませんが、ローカスギアのポールはリングストッパーを採用し、無段階でフレキシブルに調整することができます。
しかしながら、わたしの扱い方の問題なのか、高さ調整の加減がわからなかったり、リングストッパーでの固定が上手くいかず左右で高さが違うなど、あまり好きではありませんでした…。
設営自体は簡単ですが、注意ポイントとしては2本のポールは必ず幕の補強された箇所に立てるということです。
ズレてしまうと幕に穴が合いたり、縫合部分が破損する恐れがありますので注意が必要です。

ソリスシルの張り方にはいくつかバリエーションがあるようですが、初張りのわたしにはツインピークスタイルが限界でした…。
これで、ケロンとソリスシルの設営が完了しました!
初張りでしたので、ガイロープの張り具合も甘く、お世辞にも綺麗なフォルムとは言えませんが、初めてのマイテントが目の前にあるだけで、純粋に嬉しい気持ちが込み上げてきます。


初張りの余韻に浸っているも、今後のキャンプ人生に Deep Impact を与えられた出来事が‼️
『初張りですかー!?』
声のする方に振り向くと、あきらかに只者ではないオーラを放つ男性が!
『shivaさんですよね?』
なんと、インスタでフォローさせていただいているキャンパーさんでした。
どうも、ケロンとソリスが見えたから、もしかして初張りじゃないかと声をかけてくださったようです。
インスタグラムのフォロワーさんにリアルでお会いするのは初めてでしたので、とても嬉しかった記憶があります。
ヒルバーグのテントを値上がり前にまとめ買いした話など、短い時間でしたがいろんな話をさせていただきましたが、とにかくスケールが大きく、キャンプを始めたばかりの私にとって次元の違う人だと感じました。
この時からキャンプに対する強いこだわりについて、熱く語ってくださったのが印象的でした。
このとてつもないオーラを放つキャンパーこそ、後にわたしの師匠となる人でした。
そんな師匠に出会っていなければ、わたしの今のキャンプスタイルになっていなかったと言っても過言ではありません。
この師匠の影響により、わたしのキャンプスタイルが徐々に変化していく模様を記事にしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

匿名で質問やリクエストを送る

※登録・ログインなしで利用できます

メールアドレスだけでかんたん登録

  • 新着記事を受け取り見逃さない
  • 記事内容をそのままメールで読める
  • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?