ASOBI-GOTO 「HILLEBERG Keron4GT」

ASOBI-GOTO 「HILLEBERG Keron4GT」

episode 4

2021/10/17

前回のエピソードでは、雨キャンプとキャンプでのマナビについてのエピソードをお伝えしました。 (気になるかたは、episode 3 をご覧ください)
今年はあっという間に夏が終わりました…。 毎年思いますが、例年に以上に今年は早かったと感じる人が多かったのではないでしょうか。
子供の夏休みの宿題に、"夏の想い出"をテーマにした作文がありましたが、お出掛けできないご時世に何とも残酷なテーマだと可哀想に思います。 アイデア次第で楽しい想い出を作っている家族もあり、個人的には親の力量の差を痛感した夏でした…。
初回のエピソードでお伝えした、私が初めて購入したテントになるヒルバーグのケロンについてもう少し深掘りしてみたいと思います。
ケロンはヒルバーグの中でもおそらく一番人気のあるテントだと思います。 サイズは3人用、4人用があり、それぞれに前室が標準サイズのモデルと、大きめの前室を確保したGTモデルが展開されています。
天井が低いトンネル型のテントですが、設営撤収の容易さから実はファミキャンでもよく利用されています。 フライにインナーを吊るしたまま設営撤収ができますので、収納袋から出してポールを入れて広げてペグダウンすればOK! 小さなお子さんがいても設営に時間が取られず、子供が退屈しないうちに設営完了できるところが魅力です。
HILLEBERGのテントはいくつかのレーベルに分けられていて、ケロンはその最上位に当たるBLACK LABELにカテゴリーされています。 BLACK LABELのモデルはヒルバーグで最も多様性に富むテントで、穏やかな環境から極めて過酷な環境までどんな地形や天候にも対応します。
キャンプ場で天候が急変することはよくあることです。 過去何度も強風でテントやタープが飛ばされたり、倒壊したりするのを見てきましたが、ヒルバーグのテントはビクともしませんでした。
通常のオートキャンプでは完全にオーバースペックですが、悪天候でも安心して使えるオーバースペックのテントをお勧めします。 本来は暴風雪など極限状態での設営を想定したテントになりますので、環境の整っているオートキャンプなら余裕ですね。
前述した通り私のケロンはGTモデルといって広い前室が特徴ですが、標準的なコットを入れることができるサイズで、4人用から5人用にして荷物も置ける広さです。
さらに、小さいながらも後室もありますので、前室を荷物置きにして後室から出入りすることも可能です。
前室はかなり広いのでギアを置いてさらに料理もできるサイズです。 インナーテントは220cm×210cmのサイズで、縦でも横でも寝ることができます。
画像では小型のガスストーブを入れていますが、このサイズのストーブでも十分にテント内を暖めることができますので、就寝前に暖めておくとヌクヌクの状態で寝ることができます。
※テント内での火気類の使用は大変危険です、自己責任でお願いします。
ファミキャンならタープ下にリビング、寝室用にケロンという使い方がベストの組み合わせです。 画像では小型のタープをセットしていますのでソロ仕様ですが、ファミリーの場合はタープのサイズを大きくすることで、テントを覆いつつリビングスペースも確保できますのでお勧めです。
テントを覆うようにタープを張ることで、遮光性を確保することもできますしテントを保護することにもつながります。また、リビングと屋根続きになりますので、雨に濡れることなくリビングと寝室を行き来することができます。
基本カラーはレッド、グリーン、サンドの3色展開。 圧倒的にサンドカラーが人気ですが、レッドカラーはフィールドでかなり目立つので迷子にならないですし、何より映えますので個人的には大好きです。 グリーンも人気で現行カラーは深みのあるグリーンで見る角度や時間帯によってはブラックにも見えます。
基本カラーとは別に特注カラーが存在しますが、どれも通常のルートでは購入することができないレア幕です。
ブルー:スウェーデンボーイスカウトモデル ミリタリー:軍隊用 ブラック:ヘリノックス10周年コラボモデル カモフラ:限定カラー

※ケロン前室からの眺め。ロケーションがいいと最高の眺めで目覚めることができます。
これらの特注カラーも全てケロンがベースになっていますので、ケロン人気がわかりますね。 ちなみに、軍用のミリタリーカラーは生地も特殊で、ケルロンのようなトゥルトゥル素材ではなく、敵から存在を隠すために光を外部にもらさない素材になっています。 そのため、昼間でもテントの中は真っ暗になってしまい常時ライトが必要なんだそう…。

今回は、私が初めて購入した1stテントになるヒルバーグのケロンをご紹てみましたがいかがでしたでしょうか。
簡単に購入できる金額ではありませんが、お値段相応のクオリティと使いやすさ、そしてなんと言ってもシンプルなスタイルなのに王者の風格を持つまさにKING OF TENT!
いつかはクラウンじゃないですが、いつかはケロンで間違いないです!


匿名で質問やリクエストを送る

※登録・ログインなしで利用できます

メールアドレスだけでかんたん登録

  • 新着記事を受け取り見逃さない
  • 記事内容をそのままメールで読める
  • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?